できる範囲の2か月の努力でTOEIC900点取る勉強法

2016年1月末のTOEICで30歳にして、11年ぶりのTOEICで900点を取りました。

友人から勉強法について聞かれることも多いので、自分がやった時のことと、その時の反省から感じる、もっと効率の良い勉強法を紹介したいと思います。

 

(僕が受けたのは旧式TOEICなので、ちょっと違うところもあるかもしれませんが、その辺は新しい傾向をリサーチして取り入れてください)

 

僕は11年前(学生時代)は795点でした。

大学受験程度の知識(センター試験で8割〜9割)+α位の点数だったと思います。

 

つまり、今回紹介する方法は、「英語ちょーニガテ!」って人には向きませんのであしからず。

 

しかーし!もし読んでいる方が「学生時代はちょいちょい英語やってし、好きだったんだけど、社会人になってはなれたから億劫…」って感じならチャンスです。

TOEICは一応ビジネスでの英語力を志向しているので、社会人になってビジネスに関わる語彙やコンテキストのインプットが増えていれば、同じ英語力でもよりより点数が取りやすいと思います

 

 

今回は2部構成で書きます。

TOEICで得点を上げるための勉強法はもちろんなのですが、その理論を実践するために必要な生活習慣についても書きます。

 

勉強法は色々あると思いますが、とにかくTOEICの場合は、いかにその問題に接する頻度を上げられるか、が勝負だと思ってます。

「時間が足りない」って声をよく聞きますが、本番ではほとんど「考える」なんてしてるヒマないのです。TOEIC特有の勘で答えるしかないから。

だから、その間を鋭くするために毎日少しでもいいからやることです。

そのためには、環境セットがとっても大事。環境が作れなければ得点アップへの道はほぼ閉ざされます。

 

では、まずは生活習慣編

合い言葉は「とにかく一文字書けばやる気出るから!」です。

これほんとです。やる気が行動を生むんじゃなくて、行動がやる気を生むんです。

 

①毎日寝る時間の2時間前には家(もしくは勉強する場所)にいるようにする

勉強する時間は1日30分〜1時間。

その時間を確保するためには寝る2時間前には家に着きましょう。

飲み会が楽しくても、その期間は1次会で撤退。

2次会までいっちゃいそうな時は、朝早めに、カフェとかで勉強する。

とにかく1日に1度は触れれるようにして、触れたらほめてあげましょう。

 

②必要なものは事前に全部そろえる

必要なものはTOEICの申込、参考書、ノート、筆記用具、イヤフォン。

最初に一気に買います。思い立ったが吉日、TOEICも今すぐ申し込みましょう。

買わないと、勉強しない理由ができます。

買っちゃえば、やらない自分が嫌いになります。

必要な参考書はこの後紹介しますが、とりあえず、いいイヤフォンを買うのはオススメです。

雑音で聴こえなくて勉強できないとか最悪ですし、実はいいイヤフォンってなかなか買う決断できませんからね。

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はい、これで準備完了です。

ここからはストイックながらも楽しい日々が続きます。

 

では、続いて、勉強法編

理屈はこんな感じ。

 

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上記の習慣を実現するためには「楽しいな」って脳に思わせることが大切で、そのためには「解ける問題が増やせる」ってのがわかりやすい指標となります。

 

そのために十分な素材を漏れなく用意します。

解ける力をなるべく早く上げるために、まずは姑息かもしれませんが、テクニックを覚えます。

そしたら、ニガテ対策と単語力でベースアップ、って感じです。

 

だいたいみなさん、少なくとも6年は英語の勉強をしてるんだから、最初からテクニックいったっていいんです!

基礎は逆にできる幅を広げるものだととらえてください。

 

準備するのはこの5冊

①豊富な素材 TOEIC公式問題集

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②とける楽しみが味わえる テクニック

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③解ける幅が広がる単語

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④解けないところがどんどん点になっていくニガテ対策

リスニングなら

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リーディングなら

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時期別の取り組み方

ここでコツになってくるのは、いくつかのことを同時に進めていくこと。

理想的には「本日のテーマ+単語」を続けるのがベストです。

①申し込み後の2週間

はじめにいっておきます。最初の2週間は一番つらいです。

最初の2週間は公式問題集に取り組みます。

※後々のことを考えて先に取り組みます。

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1日最低20問ずつでOK。

時間は気にせず、リスニングは何度か聞き返しても構いません。

終わったらすぐに自己採点してください。

 

2週間かけて一通り終わったら自己採点を振り返りましょう。

ここで、自分のニガテなパートを押さえておくことがポイントです。

 

可能なら、このときに単語(1日20個くらい)もやりましょう。

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赤シートで隠しながら、正解をノートに書いて、一度考えるようにしましょう。

わからなければ答えを見てもいいですが、絶対一回は書きましょう。

 
②公式問題集が終わったあとの2週間

正直、この段階になったら、だいぶ毎日勉強するのが楽になってきます。

ここで出てくるのがテクニックです。

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この問題集、11日完成になっているのでほんとにスケジュール通りでOK。

事前に公式問題集をやっているからこそ、テクニックに納得できるはず。

ここでもできれば単語はやめないでくださいね。

 

③テスト1か月前になったら

ここからニガテ対策に入ります。

ここまでで、自分のニガテなところがイヤってくらいわかったことでしょう。

(僕はリスニングでしたが、とにかく最後まで得意とはいえなかった…)

リスニングなら

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リーディングなら

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基本的には1日1章。

僕の場合は、リスニングがニガテだったので、すべて音声を聞きました。

(リーディングにも音声が収録されてるなんてステキですよね!)

 

リーディングがニガテならこのほかにもどんどん新しい素材を買ってください。

サラリーマン特急シリーズ推奨です。①の時期に買っておきましょう)

新しい素材にあえれば、そして、そこで間違う問題が増えれば、その分実力は伸びます。

間違えられるってすぐに得点につながるんだからこんなおいしいことはないですよね!

 

さあ、もうだいぶ武装されてきましたね。

 

④それではテスト直前の2週間です。

テスト直前になったらやることは2つ。

<直前の技術>の模試と<公式問題集>です。

①豊富な素材 TOEIC公式問題集

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②とける楽しみが味わえる テクニック

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まずは<直前の技術>の模試。

これは、本番と同じ時間を取ってやりましょう。

本番は時間勝負です。

 

ここで900点に足りなかった場合、<直前の技術>のテクニックを読み直し、もう一度問題に取り組みましょう。

 

そして最後に<公式問題集>の解き直し。

ここは正直、一度といてるんだから、満点とれて当たり前の世界。

だからこそ、ここで間違えた問題は、本番で点を落とす問題になります。

絶対「あ〜やっといてよかった!」ってなるはずです。

 

ここまでやったら、もう本番を待つのみです。

本番の日はあまり詰め込みすぎずに、リラックスしましょう。

僕は参考書など読まずにぼーっとしてました。

直前にやったことを思い出すことに時間かけると、時間足りなくなりますからね。

 

 

てなわけで、長い二か月を乗り越えるわけですが、正直、この勉強をへて、仕事や旅行で使う会話力が伸びたかというとはなはだ疑問。

TOEICは努力の証ではありますが、それはそれ、これはこれっていう割り切りが必要です。

いつか書きたい、第二部会話力編へとつなげたいと思います。

読書ログ【INNOVATION FACILITATOR】

とにかくプロジェクトを進めることが苦手。
そう気づかされるこの3か月でした。
 
それまで知らなかったもの同士が互いの想いや背景を理解し合う
プロジェクトを進める上で壁になっていたのは、「自分がオーナーなんだから、自分で決めないと!」っていうプレッシャー。
で、それで、いろんなものの実装が遅れ、自分の工数もとれず、目的もずれていく…
 
今思い返せば、序盤にお互いの背景を理解し、シェアードバリューを作り、できる範囲のことを自発性持ってもらって任せられたらよかったんだろうなって思います。
 
情報化社会で、ひとりがゼネラリストになることはもはや不可能な時代。
いろんな人の強みを知る、集める、束ねる。
 
ただ、具体のフェーズでは、あとあとになって、それまでの経験に基づく、前提の違いが大きなギャップやほころびになって出てくる。
 
だからこそ、ファシリテーターとしての活動、シェアードバリューの共有は序盤で時間かけてやらないといけませんね。
イノベーションファシリテーターの目的は、会議で合意形成を作ることではありません。達成したい社会的な課題に対して、課題の当事者及びその関係者=ステークホルダーたちの関係に変容を生み出していくことが目的なのです。関係に変容を生み出すとは、簡単にいうと、それまで知らなかったもの同士が互いの想いや背景を理解し合うということです。
・ 好奇心を発揮して話を深堀すると、当事者の本質的な想いに触れることができます。
・ その目的を達成して、あなたが一番仕合せにしたいのはどんな人ですか?
・ こんなことが起きたら嬉しいと思える、最も小さな成功は何ですか?
・ フューチャーセッションは、社会的な課題の達成に向けて、何度も重ねる探求のプロセスです。
・ 課題の構造をタテからヨコに→ワークライフバランスは仕事と暮らしがトレードオフではなく、調和するもの、と課題を見直す
・ よい問い ①誰も考えたことのない問い ②多くの人がおかしいと思っているテーマ ③公共性がある
・ 小さな問いを組み立てながら、メインの問いが少しずつ自分ごとになるようにしていく
・ 多様なステークホルダーが理解できて、なおかつ共感できるシェアードバリューを作ると、お招きしたいステークホルダーの顔が見えてきます。
・ 誰かのために本気になる
・ ゴールは曖昧なままでいい
・ フューチャーセッションの目的は対話をスムーズに行うことではなく、社会的な課題を解決することです。そのために最も効果的なことは、これまで交わらなかった人同士が交わり、お互いの立場を理解して、相互に支援し合えるように関係性を結び直すことです。
・ 本当にクリエイティブな人とは、たくさんのアイデアを出す人というよりも、大切なアイデアやプロジェクトを実現するために自分自身を変えてしまうこともいとわない人
・ 未来思考とは、物事を考える視点を未来において、そこから現在を振り返ることによって、今起こしたいアクションを決める思考方法のことを言います
・ フォアキャスティングで物事を考えすぎると、予測可能な問題に対していかに対処するかという発想に縛られてしまい、発想の転換が起きなくなってしまうことなのです。
・ 問いはポジティブに
・ ハイポイントインタビュー:最高の体験について尋ねるインタビュー手法
・ 短い時間だからこその「試しにやってみよう」という前向きなパワーを引き出すことは、イノベーションファシリテーターの重要な役割なのです。
・ 議論(考え方をぶつけ合いながら1つの答えを打ち出していく)>対話(特定のトピックに関して、お互いの意見の違いを理解し合い、質問によって相手の知性を引き出す)>会話(楽しむための言葉のやり取り)
・ クイックプロトタイピング。大切なのは試作して可視化すること
・ 何かすごくいいたい意見がありそうなので、せっかくならみんなの前で話してみていただけませんか?その話の中にイノベーションのヒントがあるかもしれません

読書ログ【ストックビジネスの教科書】第1講〜第3講

Booklogが窮屈なので、読書ログをはじめました!

毎朝の読書の振り返り程度にゆるく、短く、引用つけて書きます。

 

CRM、ダイレクトマーケティングストックビジネスを強みにしていきたい僕には、待ちに待った待望の本でした。

 

インターネットがいくら発達しても、大人の男は毎日ヒゲを剃る。それが私の求めるビジネスだ。

 

バフェットの言葉だそうです。

物の本質を見極めるということはよくいうものの、「当たり前」や「灯台下くらし」といったことを、違う角度から見直すことなんですね。

ストックビジネスってのは、人の習慣・ルーティンに入り込んでなんぼだ。

 

いつのまにかやってる「自分の習慣」を見つめ直そう。

そして、自分のメンタルモデル(気づかぬうちに植えついた思考のクセ)の一歩上をいこう。

 

本日の一冊:ストックビジネスの教科書

 

 

 ↓これまで読んだ本+引用エッセンス 

booklog.jp